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             今年もよろしくお願いします 
             
             
              もうここ数年は毎年恒例のようになってしまってますが、今年も論文書きから 
              一年が始まります。今回こそは年末に仕上げてしまおうと思っていましたが、 
              やっぱり年越しです。只今、執筆の真っ最中(あ〜めんどくさい)。 
             
             
              仙腸関節のことをあれこれ考える。推察をする。考察をする。仮説を立ててみる。 
              実験をする。こうしたことは本当に面白いし、日々の臨床の中から、または、 
              ヒトの観察の中から次々にアイデアが湧き上がり、いくらでも楽しめます。 
              そして実際に、そこにはこれまで膨大な時間を費やしてきました。 
             
             
              しかーし、それをまとめて発表したり、文章に起こして投稿するという作業は、 
              ちっとも楽しくない。とてつもなく苦痛なものです。 
             
             
              一生懸命書いても評価される保証はどこにもなく、どれだけ時間を費やしても 
              お金になるわけではなく、褒められもせず、こうした苦労など知らないどこかの 
              誰かにいいように利用されることさえあるものなのに、どうしてこんな大変な事を 
              オレはするんだろうか、なんて思うこともあるんです。我ながら、ほんと不思議。 
             
             
              でも、自分でも「らしくないけど」と思う言い方をすれば、これは自分に与えられた 
              役割なんだと思うんです。だから自分でも呆れるほどそのことに時間(とお金)を 
              費やしてしまうんだと。いつか誰かがすべきことを私が今しているだけなんだと。 
              ま、時にはそんな勘違いも必要ですね。 
             
             
              そんなわけで、今年も新年早々頭をフル回転させながら、去年一年の集大成を 
              仕上げております。 
             
             
              毎年多くの方に支えられて続けられるこの研究です。心優しきご協力者の皆さま 
              (特に岡さん)、本年もご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 
             
             
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